オリンピックが始まりましたなぁ。まだ事前スタートも含めて4日目で、ほとんど予選のみではあるものの、やっぱ観るたびに思うけど、サッカーワールドカップにしてもオリンピックにしても、たとえ無観客でも、真剣勝負は観ていてエキサイティングだし、面白いよね。
大会関係者の感染者が続出しているし、直前になって次から次へと辞任・解任が出たり、なんだかバタバタしてるけども、オリンピック中止を主張していた人も、無観客に傾けた世論も、始まってみちゃえば宗旨替えってことになるんでしょうかね。
個人的にはほぼ全会場を無観客ってのは、サッカーや野球で人数制限有観客で実際にクラスターとかが起きてない事実を見れば、やや行きすぎだと思うけどね。でもいったんそういう意思表明をしたなら、自分の想像力不足を棚に上げて、右顧左眄はしないで欲しいもんだ。
あとワクチンを打ったか打たないかで発生する区別を「差別」だっていう考えもどうなんでしょう。感染の可能性がゼロになるわけではないけど1/14に減るというデータが出ている以上、ワクチンを2回打った人が、その証明を示して飲食店で飲酒するのは、別におかしくないんじゃないの?
もっとも学校とかでワクチンを打った打たないでいじめが起きるとか、そういう恐れがあるのは理解できるけどね。でも、だから「差別」はやめよう、って言い方は違う気がする。なんでもいいから他人より優位な点、じゃないな、他人の弱点や不利な点をみつけてマウントを取りたい、しかも自分が表に出ないように多数派を恃んで、みたいな精神構造を払拭するような地道な努力を、学校教育には期待したいものだ。世間の風に流されてコロコロと付和雷同する意志薄弱もね。
あと、いじめを公表していた作曲家が辞任で、ユダヤ人差別をネタにしたことがある演出家が解任ってのも、変な話だよね。前者は当事者への謝罪も何もしてない一方、後者はそういう主義主張の持ち主ということでもないし、きちっと反省を示している。それと、過去のミスや汚点を、いつまで引きずらされるの?その一点を持って、いくら才能があったとしても、その人の将来がいつまでも閉ざされるってのも、おかしな話だと思う。
まぁいずれもスタッフから外れたことはやむを得ないとしても、どうもスッキリしませんな。
さて、今週メインのネタは先週先送りした猛暑対策。以前に、リュックと背中の間に挟む形で風通しを良くして暑さを和らげる「汗とおる君」というのを買ったら、山歩きとかの時に背中がかなり涼しくなって効果抜群だった、と書いた。
これまで通勤用のバッグは肩掛けと手持ちの2Wayだったので、この「汗とおる君」が活躍することはなかったのだけど、去年コロナ禍になってから、ノートPCをほぼ常に持ち歩くことになりその重さに耐えかねたため、去年の暮れに、リュックのように背負うこともできる3Wayのバッグに買い替えた。
そしたらやっぱり、まだ梅雨に入る前の5月ごろから既に、背中が暑いなと感じるようになった。ぼくは客観的に言ってそんなにひどい暑がりではないと思うのだけど、カミさんにはいつも、なんでそんな汗かくの?そんなに暑い?と言われることが多く、暑さへの耐性はやや弱っちい。
こりゃあ真夏が来たら多分耐えられないな、なんか対策せんと、とは思っていたが、「汗とおる君」はデカすぎて、買い替えた通勤用バッグでは、取り付けられないこともないのだけど、下に大幅に余りが出てしまってなんかカッコ悪いし、床とかに置いた時に安定しない。
もうちょっと小さいのはないかと探して見つけたのが、MILESTという旅行カバンのブランドが出している「メッシュファンパネル」という製品だ。こいつのバッグと同じ黒のを、Idea Onlineというショップで発注。税込みだと送料込みで2,750円だ。
この製品、サイズが小ぶりで、背中に当たる部分はメッシュ状になっていて、カーブ形状なので背中との間は「汗とおる君」の一律約1.5cmよりも広く、場所によっては5cmほども隙間ができる。そしてなんかバカバカしくて笑っちゃうのだが、その隙間に、別売りではあるが手持ちファンを固定できるようになっている。
手持ちファンは、2年ほど前にJaccessというメーカーのHF-319ってのを買っており、こいつはかなり強力な風量で、いまでもAmazonのレビューではこれ以上強い風が来る製品は知らないと、平均レビュー4.3点と言う高得点なのだが、いかんせんその風量を確保するためか、ファン部分がかなり厚みがありデカい。ちなみにぼくが買った時は2,800円台だったのに、今はプライム価格だと1,000円強で売ってるのね。
こいつはその「メッシュファンパネル」に着けられないこともないのだけど、やっぱ厚すぎて一部リュックやパネルに当たるし、色が白だとやや目立つし、取り付けちゃうと取外しはそれなりに面倒なので、手持ちで顔や頭に風を当てる用に、別に持っておきたい。
てことでAmazonで探して、色が「メッシュファンパネル」ともバッグとも同じ黒で目立たない、FunmeというメーカーのMini Fanというのを発注。タイムセールで1,050円ほどで買えた。
届いてみると、これは小さいね。HF-319と較べると高さもファンの直径もほぼ半分だ。実際スイッチを入れてみると、小さい分風の当たる範囲は狭いし、強さは3段階の強にしても、HF-319の4段階の強さのうち下から2番目と同じくらいだ。ただこのMini Fanは、バッテリー容量が約30%多い3,350mAhあり、弱なら17時間連続で使えるという。
「メッシュファンパネル」に取り付けると、小さすぎて2つある固定用伸縮ベルトの下の方は途中までしか行かないが、一応固定はできる。ただ小さい分スイッチが持ち手の前面ではなく、ファンの後ろの背面にあるので、ちょっと押しづらい。
このMini Fanを装着した「メッシュファンパネル」をバッグに取り付け背負ってみると、形状が反っている分少しストラップを長くしないときついが、まぁまぁ不安定と言うことはなく背負える。
火曜日にこれを着けて出かけてみたが、まずメッシュが当たる背中は全く暑くない。Fanは家を出てから会社に着くまで弱でつけっぱなしにしたが、炎天下を歩いている時はそれほど有難味を感じないけど、駅構内や、冷房の効いた電車や建物の中に入ると、弱でも驚くほど涼しさを感じる。弱ならFanの音もほぼない。
電車内で足の上に置いても、Fanの効果で腿が暑くなることはない。ただ残念なのは、「メッシュファンパネル」の幅が狭く、周囲は割合硬いワイヤーで成形されているので、脚をかなりぴったり揃えないと安定して乗らないことかな。まぁワイヤー部分が腿に乗ってもそれほど痛くもないので、もう少しポジションの研究はしてみるけども。
あと「メッシュファンパネル」はストラップの最上部にスナップ付きの紐で固定するんだけど、ストラップは幅がほぼ一定なので、カバンを肩に掛けたり手持ちで使っていると、これが下の方にずり落ちて行ってしまうのも、それほど困りはしないけどもやや課題かも。
てことで、もう少し工夫の余地はあるけども、これはまぁ、金額に見合うリターンはあったと評価できる投資だったかな。少なくともこういう工夫を楽しむことはできたので、よかったんじゃないかと。
さてさて、今年の夏休みは結局出かけられそうもないし、いつ取ろうかと思ってたんだけど、9日の週はけっこうスケジュールが入って来ちゃったので、オリンピック終盤の5日、6日に取って、5連休を狙うかな。始まりはなんだかごたごたしたオリンピックだけど、最後は盛り上がってくれるといいなぁ。
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