毎週書いてるけど、オミクロン株、すごいですなぁ。2月第1週がピークとか言われてたけど、ちょっとまだ見通しつかないよね。今週は身近なところでつきみ野に住む甥っ子と姪っ子が陽性になったらしく、会社でも何人か出てるし、けっこう我が身にも迫って来てる感じがする。
ぼくも今週はついにまったく会社に行かず、久々にずっとリモートだった。来週火曜に予定していた「Radical Party」のリハもやむを得ず中止にしたので、残念ではあるけども個人練習日程には余裕ができた。
そんな中、今日最初はすごく地味なネタなんで、どうぞ読み飛ばしてくださいなんだけども、今週個人的に一番苦労したのがこれだったんでね。一応記録に残しておこうかと。
我が家の車庫前の道路の両側に、側溝に蓋をする形で、ポピュラーなコンクリのブロック--「L型側溝」とか「L型ブロック」とか言われるらしいけど--が並べられていて、車庫に入るのに段差があるため、この家を建ててすぐに、プラスチック製の「ハイステップコーナー」という名前の段差スロープを--1つ60cm幅のを車庫の幅に会う分だけ--買ってきて設置した。
L型ブロックは通常の段差約10cmのものが置かれたところと、段差を少なくする約5cmのタイプのところがあって、これに合わせて2タイプの段差スロープを置いていたんだけど、8年ほど前の豪雨の際に、一部のスロープを横連結するネジ止めをサボっていたため、5cmタイプの方の一部がどこかに流されて行ってしまって、しかたなくこの分だけ追加で購入した、とこのブログにも書いた。
その後この流されたスロープは、どこの家かはわからないが、恐らく我が家の前の路地のもっと奥のどなたかの家に流れ着いていたのだろう、数日後、我が家の駐車場のところに置いてくれていて、そんならやっぱ、ってことで古い方を付け直し、新しく買った方は、家の基礎脇の、雨が当たらない駐輪場のところに置いておいた。
そしたらこの5cmタイプの方のうち2枚の段差スロープが劣化してきてしまってね。やっぱ薄いところが弱いらしく、スロープの道路側の部分が欠けてボロボロになってきてしまった。こりゃせっかく新しく買ったのがあるんだから交換だな、とは思ったのだけど、その横連結したネジが完全にさび付いており、レンチで回そうにもうんともすんとも動かなくなってしまっていてね。1度トライしたものの諦めて、放置してありましたと。
とは言えずっと気になってはいて、劣化がますます進み1つのスロープなんて道路側の部分がほぼ欠けてなくなってしまったんで、今週重い腰を上げた。もう欠けたスロープは廃棄するしかないから、壊してもいいや、いざとなったら連結ネジを切断しよう、と覚悟してね。
我が家には普通の太さのチェーンならサクッと切れるような結構デカいチェーンカッターがある。なぜそんなものがあるかと言うと、大きな声では言えないけど、まだコンプライアンスなんて言葉が世間では全く聞かれなかったころ、駐禁を取られた際の対策用に買ってあったんだけどね。
「え?駐禁?いや、その時は知り合いの外国人に車貸してましてね」って言えば逃れられると。これを実際やったかどうかは内緒として、その後駐禁は車のオーナーに遡るように法改正されたので、この手は使えなくなってしまった。そのためこのカッターも死蔵されていたんだけどね。
ところが実際やってみるとこれがそう簡単には行かない。チェーンカッターの刃はそこそこ厚みがあり短いので、ネジが緩く止まっていれば簡単に切れるんだけど、キツめに止まっているとネジのところまで刃が届かないんだよね。
2枚のスロープを外すと言うことは、3ヵ所を切らないといけないんだけど、このうち2ヵ所がどうしても切れない。レンチとかもう少し小さなカッターとかCRC556とか木槌とか、我が家の道具箱にあるアイテムを総動員したが、1つは周りのプラスチックを削ったりなんだかんだやってみてるうちに、やっとカッターが届いてうまいこと切れたものの、残った1つは、少しでも隙間を開けようと力をかけたら、ネジの通る穴の部分から、裏側の脚の一部が割れてしまった。悪いことに交換しようと思ってた2枚ではなく、まだ割れてなくて今後も使おうと思ってた1枚のだ。
結果、2枚を取っておいた奴に交換することはできたものの、その割れた部分は一応接着剤でくっつけてみたけど、まぁ強度的に無理だろうなぁって言うので、後でコの字型釘を買ってきて打ち込み、補強した。一応横連結も--今回の反省を生かし緩めに--してみたけども、大雨が降ったらまた割れて流されちゃうかもなぁ。
まぁでも較べてみると、まだ割れてはいないとは言え、古いものと交換したものでは劣化度合いが明らかに違うので、こんど流されちゃったら交換だな。そりゃそうだ。もうこの家を建てて23年半も経つんだから、いくら屋外用のものとは言え、劣化するわな。てかそもそもこの5cm段差のブロックは、段差を少なくするためのものなのだから、ここに段差スロープを置く必要もあまりないのよね。このくらいの段差ならそんなにアクセル踏まなくたってタイヤは簡単に乗るし。
てことで作業時間としては1時間ちょっと、けっこう暑くなって最初着ていたダウンを脱いだりして、ウ~ンとかああくそッ!とかつぶやきながらかなりがんばりましたけど、見た目はちょっと見にはきれいにはなったものの、少し切ない仕上がりになりましたとさ。
さて今日2つ目のネタは、今週3日の節分の日に、けっこう各局のニュースバラエティで取り上げられていたので、知ってる人も多いと思うのだけど、ちょっと面白かった「コンプラ豆まき」の話。
一昨年開設された農水省の広報用オフィシャルYouTubeチャンネル「BUZZ MAFF」、農水省官僚などと言うといかにもお堅そうだが、若手たちが「上司は口出しNG」と言うルールのもと、かなりチャレンジングかつハイセンスな内容の企画を上げていて、結構前からそこそこバズっていた。
今回の「農水省的コンプライアンス豆まき」もかなりシュールで面白い。「常識の範囲の球速で投げましょう」とか「すべての鬼を悪いと決めつけることは、人種(?)の違いによる差別・偏見と捉えられる恐れがあります」とか、鬼に向かって「恣意的に危害を加えようとされる方は(袋入り豆を差し出して)お引き取り下さい」とか、近年のコンプラ至上をあからさまにではなく皮肉る内容が、なかなかお見事だ。
3週間前にも近ごろの昔話--たとえば「ももたろう」--がコンプラを意識してぼくらが聞いたものからかなり変わってしまっていると言う話を書いたが、いやいや、鬼にとっては住みやすい時代になったもんだ。いや違うか。そもそも「恣意的に危害を加えようと」してはならないとなると、鬼にとっては住みにくいのか。
今これを書いていても、Microsoft IMEが、「(人が)住む」「(主に動物が)棲む」という漢字の違いを指摘してくれて、一応「BUZZ MAFF」が人扱いしてたので「住む」って字を使ってみたけど、いずれはこの違いなんかも「差別」って言われるようになっちまうんだろうか?
まぁモノにも内容にもよるけど、何事も行き過ぎはよくないよね。そういうのをうまいところでバランス取れる人が、これから持てはやされていくんだろうなぁ。「BUZZ MAFF」さんも、これからもがんばってくださいね。
我が家ではこの動画に刺激されて、カミさんと久しぶりに、息子が1歳5か月の時の豆まきのビデオを観てみたりした。振りかぶりはするけど豆は投げず、「マー」と母親に投げろと促し、投げないなら寒いから窓閉めるよ、と閉めるとギャーって泣く、ってのを数回繰り返すというかわいいもので、こいつにもう同じくらいの息子がいるってのが感慨深かった。
さてさて、いよいよ北京オリンピックが始まりましたなぁ。日本勢はいきなりの女子アイスホッケーの連勝スタートで幸先いい感じだけど、ジャンプは、モーグルは、カーリングは、スノボは、スピードスケートは、フィギュアは、どこまでがんばってくれますかね。またしばらく中継漬けの日々になりそうです。
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