先週長々と書いてしまったので、今週はこのブログをサボっちまおうかと思っていたんだけど、一応短めに、今週あったことを記録しておこうかと。
1つ目は2012年冬に最初のシリーズが、2014年春に続編が放送されたドラマ、「最後から二番目の恋」について。以前にも--その続編が放送されていた時に--書いたことがあるけど、このドラマ、私大好きでね。この10年ほどの中では、最も記憶に残っているドラマの1つだ。
今週月曜に、このドラマの1stシリーズを、フジTVが昼の時間帯にやっているドラマ再放送枠で放送するってことに気づいてね。初回は気づいたのがギリギリだったんで頭が20分ほど欠けてしまったのだけど、こりゃあ是非録画しとかんと、ってことでね。
ぼくは基本的にTV番組は全て録画してCM飛ばしで観る。でドラマのうちよかったものはディスクに保存して取っとくんだけど、そんなに何もかもってわけではなく、2010年代前半は年間3,4本残していた時期もあったが、ここ最近は2年に1本あるかないかくらいになっていた。昔はDVDに収めていたので結構な枚数になったもんだけど、最近では2層BDを使っているので、1クールのドラマくらいなら余裕で1枚に収まる。
んでまたそうやって取っておいても結局そんなに繰り返し観るものはなく、生田斗真と真木よう子が高知四万十に行く2012年秋の「遅咲きのヒマワリ」は後に1回観たなとか、これは前に書いた、瑛太と満島ひかりの2011年夏の「それでも、生きてゆく」、これはその時にも書いた通りけっこうヘビロテで観ていたのだけど、せいぜいそのくらいだ。
なのでどのドラマを取ってあるかなんて憶えちゃいないんだけど、探してみたらこの「最後から二番目の恋」の続編の方は、ちゃんと取ってあった。だけど1stシリーズの方は残っておらず、この再放送枠は毎日放送してくれるので、おお、これは一気に全部録ってBD保存できるじゃん、ってことでね。
で、そうやって録画し始めたら、つい観ちゃうよね。1stシリーズだけでなく、BDに収まっている続編の方も。そしたらやっぱね、面白いのよこれが。
鎌倉の古い古民家のカフェに住む4兄弟(1人は結婚して別の家に住んでるんだけど)+娘と、その隣に引っ越してきた小泉今日子演じるTVプロデューサーの話なのだが、昭和のホームドラマを彷彿とさせるような、ポンポンとテンポのよいやりとりが、いろんな可笑しみが込められつつ、ハイスピードで展開する。岡田惠和さんの脚本が冴える。
4兄弟の長男、中井貴一演じる鎌倉市観光情報課長とそのTVプロデューサーが、これまたテンポよく口喧嘩しながら次第に惹かれ合って行く、我々年寄りにも希望を与える中年の恋が大きな軸になっているところもいいのよね。
この中井貴一と小泉今日子のやり取りは、以前今は亡き「ぼくらの音楽」で中井さんが語ってるのを観たんだけど、半分くらいアドリブでやっているらしく、監督がカットかけないんでね、いつまでもやっちゃうんですよ、また小泉くんが上手くてね、という趣旨のことを言っていた記憶がある。
でつい、今週は放送された1stシリーズと、続編の方も含めて、平日にも毎日、多いときは1日3本もこれを観てしまうと言う「最後から二番目の恋」漬けの週になっちまいました、ってお話でした。これを読んで、しまった観ればよかった、と言う方は、TVerで放送1週間後まで無料配信してるようですので、そちらをご覧ください。
2つ目は2年ぶりの「健康」始動の話。
コロナ禍で、2年前の3月に演る予定だったライブが飛び、それ以来活動休止していた我々「健康」だけど、まだコロナがどうなるか不透明なので流動的ではあるものの、今年の9月に復活ライブをやろうかってことで、新中野の「弁天」を押さえさせていただきましてね。
今月24日に初リハをやろうってことで渋谷のNoah1号店のスタジオを取り、リハビリにはどの曲がいいかってので、ライブのセットリスト担当を担っているぼくが、これは間違いなくライブでも演るだろうって曲を6曲選んで、今週メンバーに伝えた。
長年やっているだけに、「健康」はこの辺のコミュニケーションがスムーズでよろしい。このところLineでのやり取りがほとんどだったが、マジ再開モードに入って来たので、約1年ぶりにFacebookのグループ「健康クアトロ」でのやり取りが復活した。
今日は本当に久々にこれらの曲たちのいくつかを個人練習してみたけど、古い曲はまぁ何度も演奏しているので体が憶えてるんだけども、2nd Album収録の新しめの曲はオカズとかをかなり忘れてるな。あといかんせんやろうとしてることが難しい。ブーランにいつも言われるんだけど、オリジナルなのになんでわざわざそんな難しいことやんの、ってことで、常に自分の首を絞めているわけだが、ぼくはライブ後の打ち上げを楽しみにしている君と違って、音楽を演奏すること、お客様にお見せすることに対して真摯なの!
全員還暦を迎え--そう言えばブーランは今日でもはや61歳だ。ブーラン、誕生日おめでとう--、それでもさらに新曲を増やそうっていう、そういうチャレンジする意欲が大事なのよ。ボケ防止にもなるし。チミもちゃんとギターの練習しなさいね。
まぁだけど、半年に1度程度でもなんとなくマンネリ感が出てきてしまうことを思えば、2年くらいのブランクってのはちょうどいいのかもね。プロの方々が、同時期に集中していろんな番組で同じ曲を何度も演奏するのを見ていると、ホント尊敬する。まぁそれが生業なんで当たり前っちゃそうなんだけども。
てことで、9月予定のライブに向けて、そろそろと始動し始めた我々「健康」。ライブの告知はいずれまたちゃんとしますけども、皆さま、ぜひお越しくださいね。
※冒頭の相関図はhttps://watanabemitsutoshi.com/さんからお借りしました。問題ありましたらご連絡下さい。
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