いやぁ今回のTypepad(このブログのサービスサイト)のトラブルはひどかった。どうやらサーバをどこかに移行しようとして失敗し、諦めて元に戻したってことのようだけど、きっと少人数カツカツでやってるんだろうなぁ。1週間半にわたってまともに使えず、やっとほぼ回復したようなので、このブログを書いております。
こないだまでいた会社がその運営サービス会社にかつて出資していたのでこのサービスを使ってるんだけど、有料なんだからもうちょっとちゃんとしてくれないと困るよね。Typepadってブログサービスって言うより、ホームページ作成ツール(Webサイトビルダー)としての方が企業ユースとかでは多いのだけど、Twitterではけっこう「仕事にならん」系の書き込みが多かった。
さて、リタイア生活に突入して2週間経って、だいぶ慣れてきたと言うか、ずっとほぼ在宅勤務だったため、どこかに出かけたりと言うような物理的な部分ではそれほど違いはないので、大きな変りばえはないのだけど、Amazonで配信しているSFシリーズを昼間からまったり観たり、後で書くように新海誠監督の新作「すずめの戸締り」を、公開初日の金曜日に観に行ったりできるのが嬉しい。
とは言え退職に伴ってやることはこちゃこちゃとあって、例えば健康保険をどうするかとか、年金はどうだとか、愛用していた老眼鏡に傷が入っちゃったので新調しなきゃとか、掃除してなくてずっと気になってたところを掃除するとか、そうこうするうちに5回目の接種券が届いたりとかね。
年金はぼくは既に60歳を超えているので、あとは65歳になる直前に払って欲しいと請求するかどうかだけで何もすることはないってことが確認できたのだけど、健保はちょっとややこしい。選択肢としては国民健康保険に入るか、今の会社の健保の最大2年間延長を利用するか、カミさんはまだ働いているので、その扶養になるか、の3つがある。
国民健康保険は、前年の世帯年収が保険料の計算元になり、これはざっと計算してもとんでもない金額になる。今の健保の延長は金額は決まっていて、これまで払っていた額とほとんど同じなのだけど、扶養の申請が通るならば、これは保険料がかからないので、当然最も有利だ。
60歳を過ぎると扶養の年収条件は180万円未満になるってことで、もともと働く気はないし、社長に頼まれて働いたとしてもそんなに稼ぐつもりもないので、カミさんに頼んで申請書類を取り寄せてもらった。離職した証明が要るので、来月以降の申請になるが、とりあえずはひと段落。
掃除って言うのは、寝室の枕上の出窓なんだけど、ここ、今は元娘の部屋で寝ているカミさんが、寝る前に聞くためのラジカセとか本なんかを置いたままになっていて、ホコリを被った状態だったのと、この窓がけっこう結露するので、窓枠にカビが生えてたりしたのを、その片づけをしなかったためにそのまま放置していて、これが毎朝の鼻詰まりの原因かもとは疑ってたのよね。
なので風呂の床と蓋を掃除したついでに、片付けてカビキラーを吹き付けて掃除した。窓枠の下のレールは、カビで真っ黒だ。結露止めのテープみたいなのを貼っていたが、このテープにもカビが生えてしまっている。これらをきれいにして、2週間近くたつが、朝の鼻詰まりは解消はしないものの、少しマシにはなったような気がするよ。
ちなみに退職に伴って、カミさんからもっと家事の負担を増やすようにご下命があったのだが、洗濯は自分のものは自分で洗うことにしようとかって言うので、それは効率悪いでしょと交渉し、カミさんがこだわって掃除しているトイレ他一部を除き、家全体の週一の掃除機掛けを担当することになった。食料品以外の買い物と食後の片づけと風呂洗いに加えてこの掃除で、家事負担割合はほぼイーブンかそれ以上になったんじゃない?
老眼鏡、というか近々両用メガネ--下を向くとすぐ近くが、上に眼をやるとやや遠くが見えるようにしたもの--の新調はまぁ読んで字のごとくなので取り立てて書くこともないのだけど、来週から行く旅行の前に納品してもらいたかったので、先週水曜に近所の「眼鏡市場」に行って発注したのが、今日納品された。
愛用していたフレームなしのはぼくのデカ頭に合う--それでも弦が耳の位置に対しやや短かったのだが--サイズが販売終了になっていたので、上だけはフレームありのものにした。今度は弦の長さも合ったものにし、またレンズも少しデカくなった。また傷が付くとイヤなので、3,500円上乗せして防傷加工ってのもしてもらった。旅で使い勝手を確認しよう。
ワクチンは、オミクロン対応のヤツで、基準が改定されて前回接種から3ヶ月で受けられるようになったので、ぼくの場合は11/22日以降接種可能なんだけど、なにせ近所の病院はどこも全く予約が取れない。問い合わせたら12月分が11月中旬に順次予約オープンになるのでそれを狙って下さいとのことだったが、それを信じて10日の木曜日に見てみたら、12月分は既にほぼ埋まっている。
なんだよー、と思ったが、たまたま12/1日の夕方、我が家からだと歩いて行く距離ではないけど、最近荒川のそばにできたショッピングモール内の医院の枠が空いていたので、これをゲットした。これ以外は12月は近所の病院ではもはやあと2枠くらいしかなく、それも朝9時とかだったんで、まぁラッキーではあったのかな。
さてさて、そして昨日行ってきたのが、新海誠監督の新作アニメ「すずめの戸締り」だ。「君の名は」「天気の子」はいずれも言わずと知れた名作だが、これらに感銘を受けたぼくは、Amazon Prime Videoで公開している過去の新海監督作品はほぼ全て観ている新海ファンだ。
んでカミさんはアニメには基本的に興味がないので、カミさんに一言断って、予約オープン直後に公開初日昼間の予約を取り、たくさんのスクリーンをこの「すずめの戸締り」に割いたイオンシネマ板橋の中でも比較的大きなScreen9の前の方の横通路に面した真ん中の席で観てきたってわけで。55歳を過ぎると映画って1,100円で観れるのがいいよね。
内容はネタバレになるので詳しくは書かないけど、「すずめの戸締り」はこれまでの2作と較べ、序盤から断続的に緊迫した場面があり、眠くなるヒマがないと言うか、集中して観ることができたかな。細かいところでいくつか疑問は残るけど、前2作と較べると恋愛も含めた愛や強い感情の要素が濃く、コミカルな描写が多かった印象。全体としてはよい仕上がりだったんじゃないでしょうか。
でもイオンシネマ板橋さん、ちょっとスクリーンの数--最大同時6スクリーン--を割きすぎなんじゃない?14時という(仕事がない人にはだけど)観やすい時間帯の回だったのに、250人ほどのキャパの会場に20人くらいしかいなかったよ。初日特典ってわけじゃないのかもだけど、「新海誠本」という、監督やキャストのインタビューなんかを載せた非売品をタダでくれたのはとてもよかったけどね。
さてさてさて、先々週にめまいってことで入院したオフクロだが、ずっとベッドでじっとしていたため、いわゆる「エコノミークラス症候群」になって血栓ができてしまい、そっちがなかなか治らなくて、まだあと2週間ほど入院が必要、ということになってしまった。
めまいは収まって来たので、歩けるように戻るためのリハビリなんかも始めているようだが、親父もそうだったけど、やっぱ90歳を超えてくると、入院したことで起こる二次症状とか、足が萎えてしまったりとかで、元の生活に戻るのが難しくなることがよくあるよね。
何せコロナで全く見舞には行けないので、担当のお医者さんの話と、本人が電話に出ればそこで聴ける話しか情報源がないのだけど、1人部屋ではないので電話もそうそうままならず、声を潜めているのもあるだろうけど、すごく弱々しい感じになってしまっている。
9月までは自分で電車に乗って我が家まで孫に会いに来たりしてたのにね。早くまた元気になって孫の顔を見に来て欲しいなぁ。
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