まずは年末のルーティン、年賀状作成だ。今年は喪中で喪中はがきしか作らなかったので、一昨年年賀状印刷を終えてから買ったプリンタ、EPSON EP-10VAが活躍するのは今回が事実上初めてのことになる。
これまでだと一応昼間は仕事をしていたので、年末は年賀状とカレンダーの作成でけっこう師走感があったのだけど、今回は昼間から堂々と作業できるからね。ぼくの分の印刷までで都合9時間ほどの作業だったと思うけど、時間的には余裕ありまくりだ。
メイン写真はこないだ孫が来た時に義父に撮ってもらった我が家の一家全員のものと決まっていたので、まずは何枚か撮ったその写真の中から、いいものを選ぶのだが、今回は孫が正面を向いているものが1枚しかなかったので、もうこれに決まり。少し左右の傾きがあったり、上方に行くほど広がるひしゃげ現象が起きていたのを修正する。
これを「筆まめ」の一昨年の年賀状ファイルを開いて旧写真と差替え--そうしないとフチなし印刷した時の位置がずれるため--、メインキャプションを書く。それから左右両脇に貼るサブ写真を選ぶのだが、今年はけっこう遠出をしているので、一昨年みたいに貼る写真がないという苦労はない。3年前までと同様、限られた枚数に収めるのに苦労する。これらの写真の明るさや色合いを調整し、トリミングする。
写真ごとのキャプションを書き、一言欄の枠はもう面倒なので一昨年のものを流用し、この工程が結構時間がかかる、文字色の調整だ。今回はメイン写真をリビングで撮ったので、フローリングとか和室との間の引き戸とか、全体が茶色っぽかったため、メインキャプションの色は濃紺にすることにする
実際に印刷してみないと画面上の色とはだいぶ印象が変わるので、色を変えて6枚ほどテスト印刷し、その間メインキャプションだけでなく写真ごとのキャプションも含めた色や影文字の濃さの調整をする。プリンタが変わったので、発色の仕方も違うし、色補正をどの方式にするのがいいかとか、けっこう調整項目は多い。ただ、一昨年まで使っていたCANON TS8230のような安価手抜きプリンタではないので、解像度とか粒状感とかはほぼ気にならないのがいい。
やっとできたものをカミさんに見てもらい、今回は珍しく字が小さいとか読みづらいとか、メインキャプションの内容にも特にクレームもなく、自分が写った社交ダンスの写真だけちょっと気にするくらいでOKが出たので、自分の分の送信先選びとコメントの打ち込みを行う。送信先はご本人が亡くなったり、同世代だと親御さんが亡くなって喪中だったりして、例年減っていく。ぼくの分は今年は55枚だけになった。
コメントは例年そうだが、ほとんど会ってない人の方が簡単で、会う頻度が高い人ほど個別に内容を考えないといけないので苦労する。あまり会わない方には、申し訳ないが基本パターンを5つ6つほど決めて、原則これをコピーしていく。親しさによって「孫」と書くのか名前で書くのかなどを微修正する。
実際に印刷して見ると、通信面だけを出すのと、宛名面と両面印刷するのとで位置にズレが出てしまったりして、その調整が必要だ。あいうえお順で順番が前の方の方には、少し位置ズレができてしまったけど、まぁ許容範囲だということにする。スイマセン。そしてこれらのノウハウをEvernoteに記録する。
今週火曜日の午後に作業を開始して、水曜日の深夜には自分の分の印刷を終えると言うスピード対応。年賀状受付の15日より前にできてしまった。来週前半にでも郵便局に行って出してこよう。カミさんは例によってギリギリまでコメントを入れる時間が取れないので、再来週に出すことになりそうだ。あとはカレンダーだが、これは来週にするかな。
2つ目は保険証の話。カミさんの勤める財団法人の健康保険--いわゆる「協会けんぽ」--の扶養になることに決めたと前に書いたが、こないだまでいた会社から今月頭に離職票のデータが送られてきたので、これで申請してもらって、今週早々に届いた。保険証持ってないとやっぱ不安なので、とりあえずよかった。まだ一度も使ってないけどね。
まぁ実際にはカミさんの収入に頼って生活してるわけではないし、扶養になるってことに特に感慨はないのだけど、こういう制度があるってのは、あらためてありがたいことですな。今のところ働く予定はないけど、年収180万を超えないようにしなきゃね。
お袋は今週金曜日に、今度はカミさんも一緒に行って、先生の説明を聴きつつ少しだけ会うことができたが、いろんな数値はよくなってきていて、急性期は脱しつつあるとはいうものの、急にどこかの器官の数値が悪くなったりするし、足腰が弱っているのと、口からほとんど物が食べられないのと、認知機能の低下が見られるということで、なかなか難しい状況だ。
会えば普通に会話はできるし、孫のことやひ孫のことなどで言っている内容はまったくまともなのだが、病室に戻ると基本的にぐったりしているという。今後どこで暮らすのがよいかは、どうやって栄養を摂取するかの方式の選択とセットだとのことなので、これから兄夫婦とよく話し合って決めて行かないといけない。
さて、ワールドカップはついに明日決着ですな。モロッコとクロアチアも予想外にがんばってたけど、やっぱフランスは安定して強いし、新星アルバレスが登場しメッシ頼みではなくなったアルゼンチンもいい感じだよね。明日は絶対見逃さないようにしないとな。その前に今日3決があるけど。いやいや、今回も国の威信をかけた真剣勝負は観ていてエキサイティングでした。
てことで、その他法事があったり、家族が熱を出したり、いいことばかりではないけど、なんだかんだバタバタしている年末模様でした。
貼る写真がないので、とりあえず先週、孫も少しだけ手伝った後、昼寝してる間に娘夫婦が仕上げてくれたクリスマスツリーの飾りつけを、起きてきてから「すごいねー」と指さしているものを貼っておきます。本人は少しピンボケしちゃってるんですが。
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