もう10月かぁ。いよいよぼくのサラリーマン人生もあと1ヶ月になったが、今週はちょっとしたマニアック買い物のお話を。
今回買ったのはパソコンとかの周辺機器メーカーであるI・O Dataが出している小型HDDレコーダー、HVTR-T3HD1Tだ。もう販売開始から5年ほど経っていて、価格com最安値が続いた時期を既に過ぎ、市場から消えるサイクルに入りつつある製品だが、けっこう前から注目していてね。
Amazonはなぜかこの製品については価格comにエントリーしてないのだけど、現在も26,000円台後半と(買った時点。今は25,000円台に下がっている模様)ほぼ最安値に近い値段で売っており、先週末、Amazonが「タイムセール祭り」ってのをやっていて、獲得ポイントが5%ほどアップするって言うので、これを待って発注した。
なんでこの製品に注目していたかって言うと、3番組同時録画、HDD1TB~4TBと、普通のメーカー製のHDDレコーダーの性能を備えていながら、とにかくぶっちぎりで小型だったからだ。もちろんその分、BDドライブは省略されていたり、HDDは外付けのみだが、本体は215×185×44mmと、大体B5サイズとA5サイズの間くらいであり、この1TBのセットに付属してくる外付けHDD(上の写真左上)は75×112×14mmと、スマホよりも小さい。
近年ぼくもカミさんも、9時台、10時台に放送されているドラマはほとんどを観ているのだけど、必ずレコーダーに録画して、後で観るか、追っかけ再生で観る。というのはCMを見たくないからで、これを飛ばすために、1時間のドラマは通常放送時間は54分なのだけど、うちおおむね9分はCMなので、追っかけで観るときも最低でも15分経ってからにする。そうすると大体のドラマが、きれいにCMを飛ばして翌正時までにぴったり観れるからだ。
なのでCM入り、明けでの自動チャプター追加機能は当然として、追っかけ再生中もこのチャプターを使ってCM飛ばしができるかが個人的にはけっこう重要で、近年のレコーダーはほぼすべてこれができるようになって来ているが、ここまで詳細の仕様は、通常メーカーホームページには書いてないし、マニュアルにでさえ書いてないことが多い。
まぁこれができなければ30秒スキップとかで飛ばせばいいのだけど、ドラマによってCMの長さはバラバラだし、月9のようにCMは全て90秒というものもあれば、同じ番組内でも長さが変わったりするものもあるので、CM明けの頭出しが上手くできないこともあるのよね。
ついでに言うと、この30秒飛ばしと言うのは、最近の機種ではどうか知らないが、パナやSharpでは当たり前のようにそうなってるんだけど、SONYだけはかなり前から15秒飛ばしになっていてね。これはUX設計上極めて正しいとぼくは大いに評価しているのだけど、というのはCMってのは普通は15秒単位だからね。30秒だと飛ばし過ぎになっちゃうことがあるのよ。あと番宣とかが5秒で入ることがあるのだけど、15秒飛ばしなら飛ばしてから10秒戻せば5秒飛ばせるわけじゃん?もちろんその分たくさんスキップボタンを押さないといけないんだけどね。
で、話を戻すけど、旅に出るとね、生で観るしかなくなるので、CM飛ばしができないことがけっこうストレスでしてね。あと時間通りにスタンバイしとかないといけないとかね。CM中トイレに行ってたらもう次が始まっちゃってたりとか。放送時間に支配されるのって、普段は上記の通りあり得ないことなので、我々夫婦はこれがしんどい体になっちまっていて。
あとぼくは原則放送された週のうちに観ているのでそういうことはないのだけど、カミさんの場合は一部のドラマを観る時間がなくて--仕事好きだからね--溜めていることがあり、生で観るとなるとそれまでに追いついとかないといけないってことで、例えばこないだの夏休みの旅では、木曜から土曜までのドラマを行くまでに必死こいて観ていた。もっともこの問題は今回の買い物では解決しないのだけども。
これらの問題を解決する手段として、HDDレコーダーを持ってっちゃえばいいんじゃん、って思いつきましてね。もちろん行った先々でアンテナやらHDMIやらのケーブルを繋いだり、地域設定とかをやり直し番組表を受信し直して、ってやらなきゃいけないんで面倒なんだけども、この小さいHDDレコーダーなら、旅に持って行ってもそんなに邪魔にならないじゃんと。重さもHDDを含めても1kgほどしかないしね。
んで、来月の中国旅行をはじめ、これから旅に出る機会が増えるだろうし、来週末には奥鬼怒と日光に行く予定でもあったので、この機にこのレコーダーをポチっとしました、ってことでね。
先週日曜日に届いたこのHVTR-T3HD1Tを、月曜日にセットアップしてみたんだけど、B-CASカードが普通のよりも小さなミニタイプで、これを差し込む方向が難しくて手間取ったりはあったけど、まぁ普通のレコーダーと変わりなくちゃっちゃと進む。
実際に使ってみると、家電メーカーではないからか一部リモコン操作が特殊だったり--例えば再生中のビデオを一時停止はできるけども、完全に止める<ストップ>ボタンがなく、<戻る>ボタンを押さないといけないとか--はあるけども、まぁまぁ普通に使える。
懸念していた上述の「追っかけ再生中チャプター飛ばし」は残念ながらできないが、その代わりと言うべきか、<スキップ>ボタンで飛ばす秒数が設定で変えられるようになっている。だが、惜しい!変えられる選択肢は10秒、20秒、30秒しかなく、15秒飛ばして10秒戻る、とかってことはできない。まぁここはとりあえず初期設定通り30秒にしておくか。
HDMIケーブルとかHDDを繋ぐUSBケーブルは付属していたけども、アンテナケーブルはなく、これはまぁ自作しようと思えば我が家に材料はあるのだけど、面倒なので追加で発注した。
来週はウチの車で行くので心配はないが、来月は飛行機で荷物を預ける予定なので、結構雑に扱われても大丈夫なように、緩衝材のついたケースのようなものはないか探してみたりもしたのだけど、たまたまもともと持っていたB5サイズのけっこう分厚い緩衝材で囲まれたバッグに入れてみたら誂えたようにぴったり収まり、これにはポケットもあって外付けHDDやケーブル類もきれいに入るので一安心。
来週行くのはものすごい山の中なので、うまく行くのかどうか心配ではあるが、一応宿の部屋には普通に液晶TVが置いてあるようだから、多分大丈夫なんじゃないかな。そのためのデジタル放送だもんね。まぁ試してみます。
さて、昨年親父が亡くなってほぼ1年経って、明日は墓参りと、その後多摩霊園のそばの高級そば屋さんで、ちょっとした会食が行われる。と言っても参加するのは納骨の時に来たメンバーと同じ、オフクロと兄夫婦と、親父の一番下の弟夫婦と我々だけなのだけどね。
親父が亡くなってオフクロが精神的にガタっと来ちゃわないか心配があったけど、先々週には92歳を迎え、体はだいぶ弱ってきてはいるものの今のところ頭はしっかりしていて、先週も1人で我が家まで来れたし、とりあえずは一安心だ。孫(彼女から見るとひ孫)に会えることもひとつの精神的な支えになっているようなので、それはよかったです。
さてさて、先週今週と、リタイアに向けて、会社に置いてあった私物を少しずつ持ち帰ってきている。今週は少し大きめのリュックで行って、保冷マグとか置き時計とかその他やや大きめのものを持ってきたので、あとはほぼ、書類を処分するだけになった。まぁ別に、だからどうってほどの感慨はないのだけどね。最終日には、このご時世、中途や異動で入ってくれたメンバーと飲みに行く機会も皆無だったのだけど、室メンバーで送別会をしてくれるそうだ。ありがたいことだ。
てことで今週の出来事でした。実は細かくはさらにいくつかのことがあったのだけど、長くなってるのでそれはまたいずれ書きますね。
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