まず1つ目は、先月仕上げた「健康」の新曲を譜面起こしした話。いつになるかはわからんけどやる方向ってことになったので、ブーランにキーを原曲のままでよいことを確認して、先週のこのブログアップと並行して、ドラム、キーボード、ギターコード、コーラスの譜面を作った。
Cubaseのスコア機能ってなかなかに癖があって、毎回使うたびに--間隔が長いからだろ、という説もあるが--使い方がわかんなくなる。特に今回は、前回まで各種の設定を引き継ぐために、前に作った曲のファイルを立ち上げ音程データを消してそこから作る、というのをやっていたのだが、おかげで妙なバグまで引き継いで、一部の操作ができなくなってしまったため、イチから設定したのでなおさら大変だったんだけどね。
まぁ細かいことは省くとして、まずドラム譜だけで3時間近くかけて仕上げ、次にキーボード譜だ。バッキングのパターンなんかは変えてくれて構わないのだが、コードと、変えないで弾いてもらいたいパターンやBメロ→サビに行く時のフレーズなんかを伝えるために、今回は抜粋方式ではなく全部を譜面に落とした。
ギターコードはCubaseではなくWordにコードだけ書いていき、あとは耳コピしてちょーだいね方式だ。耳コピをやりやすくするため、ギターとキーボードについては、それぞれの楽器と音量を絞ったドラムだけの音声ファイルも作る。ぼくってなんて親切なの?ちなみにベースはこんなの作んなくてもみの教授は勝手にやってくれるので、譜面も音声ファイルも特に作らなかった。あとはサビ部分にちょっとだけあるコーラス譜面を、これは抜粋方式で作る。
Facebookでメンバーに共有したら、早速みの教授からここのコード違うんじゃね?と問い合わせが入ったが、ギターコード譜はブーランが混乱しないように--っつーかデモ音源上でぼくが弾いた時にもそうやっているのだが--分数コードとかは分母(ベース音)は省いて、ギターが弾けばよい分子部分のコード名のみを書いてるのよ。次のライブは11月の予定だが、そこでこの曲お披露目できるかな?
2つ目は金庫修理の話。我が家は家の権利証だの保険証券だの実印だのを、盗まれないように、というのと万一火事があっても焼けないように、この家を建てたすぐ後にミカン箱大のプッシュボタン鍵方式の金庫を買って設置したんだけど、3週間ほど前に電池交換した時はちゃんと動いていたのが、信州旅行から帰って来てカミさんが開けようとしたら開かないよ、と。
どうも電池ボックスの汚れや古い電池の液漏れで液が残り、うまく通電できなくなったらしくて、ボタンを押しても「ピッ」という音がしない。その後電池ボックスを掃除して「ピッ」音は鳴るようになったが、電池交換の時も10分以内にやってくれとあるように、しばらく通電しないとメモリ内の暗証番号が消えてしまうので、それでも開かない。
これは困ったとメーカーに電話で問い合わせたら、マスター番号と言うのがあって、通常の暗証番号が消えてもこれは消えません、申込書と身分証明書類を送ってくれたら調べてお教えします、5,500円ですと。しょうがないので本来先払いの調査料を、それで開かなかったら払い損じゃんと交渉して後払いにしてもらって、申込書を取り寄せ、並行してそっちの方が安ければとネット上で調べた見積無料の金庫開け業者に連絡する。
金庫開け業者はすぐ来てくれたのだが、これは開きませんねぇ、ウチではこうなると破壊するしかないんですよ、4万円ほどかかりますと。なんじゃそれ。金庫ってコンクリが入っていて廃棄にも費用がかかるし、壊しちゃったら買い直しになるので、それだと10万円コースじゃんか。もともと3万円弱で買ったのに。
てことで業者にはお帰りいただき、届いた申込書に記入して返送する。2日ほど経って先週金曜夕方に電話があってマスター番号を教えてくれたが、やはり開かない。開かないよ、と伝えたらじゃあこの番号は?と6つほどの番号を教えてくれたがどれでも開かない。そしたら先方が少し技術に詳しいらしい男性に代わって、基盤のどこかがイカレているかも、ボタン音が鳴ってもそういうことはあり得ますと。再度電池ボックスをきれいにして乾かしてやってみて、それでもだめなら週明けにまた連絡下さいと。
んで言うとおりにしてやってみたが案の定やはり開かないので、月曜に連絡したら、埼玉ならってことで、大宮の「Sロック」という会社に自分の名前を出して問い合わせてくださいと。そこに連絡したら、月曜夕方にKさんというとっぽいおっさん--ぼくと同年齢くらいかな?--が来てくれた。活舌が悪く言ってることが聞き取りにくい上に、ポロシャツをアンダーパンツの下に入れてるので、しゃがむとズボンの上にパンツが15cmほどはみ出してしまう。
でもこのおっさんは大した人で、細かくは書かない方がいいと思うので割愛するが、破壊はせず物理的に扉を開けてくれた。へー、そんなことができるんだ。まぁこの手の金庫に防犯性はあまり期待できんってことだね。だけど金庫開け業者がこんなことも知らないの?よっぽど秘密にされてるんだろうか?業界ルールかなんかがあるのかな?今なら多分ぼくにもできちゃうけど。
で、扉をはずしてテストしてみたが、やはり正常には動かない。ちょっと見てみますわと持って帰って、夜8時ごろに、基盤の配線にも緑青がついていて、その辺とか電池ボックスとかを交換して調整したら直りました、もう新品同様ですよと、嬉しそうに電話を掛けてきた。
翌朝9時ごろにまた来てくれて、取り付けてみたらなるほど直っている。だけどいろいろ説明してくれるのだが、どうもこのおっさんの言う通りには動作しないことも多い。マニュアル通りにやったらちゃんと新しい暗証も設定できたからいいんだけど、テキトーなことばっか言うなよ。でもおいらこのおっさん好きだわ。
この手のプッシュボタン式の金庫は、湿気に弱くて故障することがあるので、風通しのいいところに置くなり防湿材を使うなりした方がいいというが、場所を変えるのは大変だしそんなに湿気が多いとも思えないので、とりあえずそのままにした。また内部のコンクリは20年ほど経つと防火性能が落ちるという情報もあるが、それはコンクリが乾ききってボロボロになった場合の話なので、当分大丈夫だと思いますよということは、わかりにくいが何とか聞き取った。
お金は3万円弱かかったけど、このKさんというキャラに会えて楽しかったのでよしとしよう。ちなみに直してもらってからマスター番号ってやつを入れてみたらちゃんと開いたので、5,500円踏み倒したことになっちゃったけど、それは許してね。
さて今週はこの他、カミさんのオフクロさんである義母の12年前に亡くなったお母さん(Nおばあちゃん)の福井の家がそのままになっていたのを、いよいよこの10月の連休に片付けに行くというので、ついでに1日は観光しようってことで、その旅の計画や宿の予約をした。福井は新幹線が通って、いま宿が、特に3連休なんかはめちゃめちゃ取りづらいのね。この話はまたいずれ詳しく書く予定です。
さてさて、パラリンピックが始まって、前回東京の時に車椅子ラグビー、車椅子バスケなんかが面白かったので、今回もぜひ観たいと思ってたんだけど、NHK以外は放送しないし、放送予定もかなりわかりにくい。でも録画でもラグビーとバスケそれぞれ1試合は観れて、相変わらずエキサイティングだった。バスケは全然敵わなかったけど、ラグビーは期待できそうだね。車椅子テニスの小田凱人選手は明日の2回戦から登場するようだ。
さてさてさて、あと今週は、GWにカミさんが立川の昭和記念公園に行って種をもらってきたのを6月頭に植えたひまわりのうち、16株ほどが一応育った中で1株だけ、腐葉土を混ぜたプランターに植えたものがやっと咲いた。やっぱいい土にするとか間引きとかちゃんとやらないとなかなか咲かないのね。親父は温室を建ててけっこう手間かけて蘭を育てたりしていたんだけど、そういうとこはぼくには遺伝しなかったようです。
今週は台風で大変だけど、来週はやっと夜の気温が秋めいてくるようですね。昼はまだまだ暑いけど、お体ご自愛くださいね。
コメント