来週4月3日は、孫2号の2歳の誕生日だ。思えば孫2号が生まれる前後1週間と、その約2ヵ月前から4週間ほど、切迫早産の恐れがあるってことで嫁が入院してしまい、孫1号のベビーシッターとしてカミさんと茨城へ半移住した日々から早2年が経ったことになる。
てことで先週土曜日、例のごとく我が家に、息子一家と、ウチのオフクロとカミさんの両親、あと今回は娘夫婦も集まって、孫2号の誕生日パーティーを行った。
先週土曜日は年度末最後の土曜の上に冷たい雨になり、道がめちゃめちゃ混んでいた。今回はオフクロを江戸川橋の施設に迎えに行くだけでなく、2月に夫婦とも腰を痛め調子が今一つのカミさんの両親も新座の実家に迎えに行くってことで、いつもより30分ほど早く出たが、特に目白通りがかなりの渋滞で、家に帰り着いたのは11時半過ぎ、2時間半以上もかかってしまった。
だがそれでも大ジジババたちが一番乗りで、息子たちは前日に横浜のアンパンマンミュージアムに行って、そのまま伊勢原の友人の家かなんかに泊って来たらしいのだが、彼らが着いたのが12時前、二子新地に住む娘夫婦が着いたのは12時半過ぎ。やっぱこんな日に車で移動するもんじゃないね。
孫1号は最初に我が家のリビングに入って行ったら、いたのが大ジジババだけだったので少し面食らったようだ。正月に泊って我が家の場所見知りはなくなったはずの孫2号も、今日はママが来ているので、何かというとママにくっつきに行く。それでも2人ともだんだん調子が出てきて、いつものように遊び始める。
娘たちが着いてすぐ、今回もカミさんが気合を入れたハヤシライスやチキンナゲット--子供たちにはアンパンマンの顔のごはん付き--中心の昼食になり、相変わらず孫2号は自分でフォークを使ってモリモリと食べ、孫1号はパパを追いやって「こっちがママ、こっちがババ」と女性2人を侍らせ、自分では食べずに運ばれたものにただ口を開けている。
帰りも混んでるとするとそれほど時間がないので、果物のデザートにし--オフクロは昼食もそこそこ食べたし、施設で出ない果物は、以前もそうだったがおかわりして食べた--、ぼくが洗い物をしている間少し遊んで、それから息子が手配して来たアイスケーキでのお祝いにする。サーティーワンのアイスケーキは、1つはいろんな種類のを寄せ集めてホール型にしたもの、もう1つはピカチュウの顔のホールケーキで、耳の部分が板チョコで付属している。
ろうそくを2本立て、火をつけて、みんなでハッピーバースデーを歌う。孫2号本人は、多分わかってはいるんだろうが、ニコニコと笑っている。まだフーってできないんで、そこは孫1号が横から吹いて火を消す。
しかし孫1号はますますイタズラっ子ぶりがひどくなってきて、固定電話の受話器を思い切り背伸びをしてはずし、耳に当てて、「もしもし~○○ですー」それから何を言うかと思えば、「ケーキは食べたんですけど、プレゼントはまだくれません」だって。キミの誕生日じゃないっつーの。
プレゼントは、ぼくらからのTシャツやトレーナーやズボンなど服6枚と絵本、ぼくらが選んで来たがカミさんの両親からの絵本と、娘たちからのオーバーオール他の服。絵本は、孫2号が「いないいないばぁ」が好きだというので、ページごとの厚紙をずらすと隠れたものが出てきたり、ページ内に布などがかけてありめくると何かが隠れているものなど計3冊だ。
孫1号にも2冊の絵本を買って来たが、こっちは知識欲旺盛な孫1号のために、1つは「こどもがはじめてであうにっぽん地図絵本」、もう1つは地下鉄ができるまでの建設過程を解説したもので、どちらも平仮名だけなのだがかなり詳細な情報が書かれている。
「こどもがはじめてであうにっぽん地図絵本」は、息子が中学生くらいの時にかなりの地理音痴で、群馬の県庁所在地がわからなかったり、山形が四国にあると思ってたりと酷いもんだったので、これを読ませておけばよかったと思わせる内容だ。カラー図版で各県や県庁所在地の名前、川の長さや山の高さのランキングなどが載っており、孫1号が一通り読んだ後、息子がけっこう読み込んでいた。自分の子供に負けちゃうからね。
地下鉄の方はこの場ではあまり興味を持ってくれなかったな。まぁ茨城には地下鉄がないからね。でも近々「シールド工法」がどうのとか、きっとすぐ言い出すに違いない。
孫2号は厚紙を自分でずらすのがまだ上手にはできないが、やってみせてあげると喜んでいた。孫1号が孫2号にあげた絵本も取り上げて持ってっちゃったりするので、結構ケンカになっていた。
息子は「お兄ちゃんなんだから」と言われ続けたのがイヤだったので、自分の子供には絶対そういう思いはさせないと、子供たちを名前で呼んで「お兄ちゃん」とは言わないし、孫1号に兄としてプレッシャーをかけることは一切していないようだが、それもやりすぎるといかがなもんなんだろうね。
それからも孫1号のイタズラは絶えず、隠しておいたドライヤーを見つけて持って来て、布などで隠された絵本に風を当ててめくったり、手が届くようになった電気のスイッチを押して消してしまったり、ハイセンスなイタズラも多く笑えるからいいのだが、息子はそんなにイタズラ坊主じゃなかったし、嫁の実家でもこういう子はいなかったと言われているそうで、いったい誰の血を引いたんだろう?
娘が買って来た兄弟おそろいの縦縞のオーバーオールは、まだサイズが大きく小さい方が孫1号にちょうどいいくらいだったが、これを着せるとますますイタズラっ子に見え、本人もその気になってイタズラがどんどん活発化していくのがおかしかった。
帰りは娘たちが--この日は翌日に埼玉で予定があるというので我が家に泊ることになっていたのだが--ちょっと買い物に出るからカミさんの両親は送って行くと言うので、オフクロだけを送って行けばよいことになったが、それでも16時には出ないと間に合いそうもなかったので、孫たちはまだいたが先に送りに出た。孫1号は絶賛イタズラ中だったが、孫2号がニコニコとバイバイをしてくれた。
いやいや、孫たちが来る度に毎回書いてますが、ホントに癒されて、幸せな気持ちになります。
さて、天気が回復した昨日は、カミさんとチャリに乗って近所の黒目川沿いまで桜を観に行った。全体にはまだ5~7分咲きという感じだったが、一部にはきれいに花開いた木もあり、かなりの人出で、きれいな木の下ではみんなレジャーシートを敷いて食べたり飲んだりしていた。
今週は前半寒の戻りがあるようだけど、車での送り迎えの間随所で観られた桜も含めて、春を感じられた週末でした。
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