今日は娘の高校2年の教科書を買いに、大宮までドライブしてきた。
しかしなんで教科書ってヤツは、いまだに指定された本屋に、しかも学校が旧与野市にあるから、大宮の本屋ってのも仕方ないのだけれど、わざわざ出向いてかなきゃいけなくて、そんで選択コース別教科書一覧に印つけたりして署名した申込書渡して、って配布方法なんだろうね。そういう不透明な取引が、世の中でもっとも残ってるのが学校って存在だよね。
昔は学研の「科学」と「学習」、あれだけ多くの小学生が何も疑問を持たずに取っていたことがすごいのだけど、これを学内で販売していて、これはさすがに公取委の注意受けたかなんかで、学研のおばちゃん方式になったって経緯だったよね確か。そういう、独禁法とか不正競争防止法とか著作権法とかを無視した、中国みたいな状況が、最後に残ってる場所だよね。
その「科学」と「学習」もついにこの3月1日発売号で廃刊になったそうで、それはそれでなんか感無量っつーか、時代の流れを感じる出来事でしたよね。
教科書なんてさ、ネットで申し込めるようにして、家まで届けてくれりゃいいのに。なんでAmazonはその領域に進出しないのだ?やっぱ学内での配布はさすがにやめても、特定の本屋に与える利権の構造は、強固なんだろうね。
とはいえ、大宮はウチから車で行くと、空いてりゃ3,40分くらいの距離で、新大宮バイパスがあるからそんなにストレスのたまる工程ではない。途中荒川を渡る秋ヶ瀬橋も眺めはいいし、新大宮バイパスの手前は渋滞するけど抜け道を知ってるので、そんなに苦労はしない。
だけどよく行くので知ってるのは学校までの道程で、その先の1駅分の道、特に大宮駅近辺の道は、細くてどこもかしこも渋滞の嵐だ。新大宮バイパスを右折して、新幹線のガードをくぐるあたりから、もう本屋は歩いて行ける距離のはずなのに、ずーっと玉突き状態で、20分やそこらは優にかかってしまう。
しかも指定された本屋って、こんな普通の、ちょっと規模の大きい町の本屋さんなのよ。せめてブックオフとかそういうチェーン店で、どこに行っても入手できるくらいにはして欲しいよね。
往復2時間近くかけて帰りの秋ヶ瀬橋でみごとな富士山の景色を楽しみながら帰ってきて、それからカミさんの実家へ、たまたま長野在住の下の義弟と、つきみ野在住の上の義弟一家とが集まってるって言うんで、メシを食いに行った。
しかし娘のヤツ、便りのないのは無事の知らせとは言うけれど、向こうに行ってしばらくは送ってきてたメールがすっかり来なくなり、下田に行ったときあたりから、こっちからもメールを何通も送って、生きてるんなら返事よこせって言うのに、ウンともスンとも言って来やがらない。
さすがに心配になって、旅行会社の人を通してなんか便りをよこせって伝えてもらったら、やっと先週、元気でやってる旨のメッセージと写真が何枚か、旅行会社経由で帰ってきた。先週末は日本語のメール、今週は英語のメールが来て、学校の仮装舞踏会に行ったとか、今週末はバンクーバーに行くんで今I'm so excited!で、行ったら写真送るね、とか、まぁ楽しく忙しくやってるようだ。
少しは社交的になって帰ってくるのかな。英語だとそうでも、日本語だと相変わらずだったりするのかな。さんまの娘Imaluはアメリカ留学が自分を変えてくれた、って言ってたけど、なんか帰国まであと1ヶ月を切って、帰ってくるヤツを迎えに行くのが、楽しみでもありちょっと不安でもあり。
てことで、昼まで寝てた自分のせいではあれ、なんか自分のことはあまりできなかった連休中日でございました。
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