壊れた前のPCの内蔵ハードディスク2台を取り出して、ハードディスクケースを買ってきて外付けにして使っていたんだけど、そのうち1台が先週から、認識できないと言うメッセージが出るようになった。もう8年半も前の、当時としては大容量だった40GBHDだから、まぁ仕方がない。
幸い、この40GBは、NAS(ネットワーク接続ストレージね)として使っているアイオーデータのHDL-GX500RのUSBポートにつないで、このNASに保存している、我が家の写真を中心とした共有ファイルのバックアップ用として使っていたので、それほどの痛手ではない。ただ、貴重な我が家の写真たちはここにしか保存されていないので、バックアップディスクがないと不安でしょうがない。
我が家の外付けハードディスクは、上述のNASの500GBと壊れた40GBの他、メインマシンのDell Inspiron530にUSB接続されているのが、上述の元内蔵ハードディスク120GBと、アイオーデータのHDH-U300Sという300GB。
この300GBを音楽と映像用、120GBは以前は過去撮りためたビデオのDVD化のために使っていたのだけど、最近は映画DVDのコピーのための 一時保存用に使っていて、どっちも容量ギリギリになりつつあった。
また、NASは写真のほか、パーティションを切って我が家の家族全員のPC7台の内蔵ハードディスクのバックアップ用としても使っているのだけど、こいつは500GBあるのでまだ少し余裕がある一方、40GBの方はけっこう埋まりつつあった。
なら最近安くなった1TBとかのを買って、120GBの代わりにし、120GBを40GBの代わりにすればいいじゃん。って思いついて楽しくなって、Netでサクッと調べてみたら、外付けハードディスクドライブって、ほんとに安くなってるよね!
もう20年近く前に、前の会社の連中とやっていたバンドで自宅レコーディングをした時に、ボーカルとギターだけは生音だったために、当時の技術ではわずか同時4トラックしか録れなかった、Macの外付けレコーディング用として買ったSCSI接続のハードディスクは、700MBで確か10万近くした。
その後外付けハードディスクはいくつか買ったけど、年を経るごとにぐんぐんと値段が下がって、カカクコムで注目度ランキング1位のバッファローの1TB、HD-CL1.0TU2は、最安値が8,980円。1GB単価で約9円だ。そのMacの外付けは、1GB換算するとなんと13万円。つまり約14,000分の1になってるってことだ。
SDカードとか、メモリー系もすごい下がってるけど、これもすごいことだよね。
Netで買おうかな、と思って、念のため昨日の会社の帰り、渋谷のビックカメラに寄ってみたら、このHD-CL1.0TU2が、9,880円のポイント10%。ならいいじゃん、と買ってきた。実は昨日、もう1つちょっとした買い物をこの渋谷のビックカメラでしてしまったんだけど(その話はまた後日ね)、年度末のビックカメラはいいね。こういうタイミングにうまくはまると、カカクコム最安値よりいい買い物ができる。
さっそくこれをPCにつなぐ。PCのすぐ横に置くため、コードでぐしゃぐしゃのPC裏から電源を取らなきゃならない。久々にVISIOの「STUSIO配線図」を参照すると、ヤバい、これ全然更新してないから、USBの配線図とかはそんなに間違ってないけど、特に変化の激しい電源図はボロボロだ。これ、いずれちゃんとしないとな。
苦労してコードの層の下にあるテーブルタップから120GBハードディスクケースのACアダプタを抜き、買ってきたハードディスクのアダプタを差し込む。
それからUSBケーブルを接続すると、HD-CL1.0TU2のユーティリティが立ち上がり、勝手にいろいろやってくれる。デフォルトのFAT32をNTFSでフォーマットし直すと、ファイルのコピーを始める。
今度は新しい1TBを映像とDVDを集めたものとするため、120GBのDVDのファイルとかを新ハードディスクをまずコピー。それからNASのバックアップ。最近は会社でも使っている「BunBackup」というフリーソフトがお気に入りだ。ここまでで結構2時間以上かかっている。
それから300GBの中の映像ファイル。これはもう、コピー操作をして寝ることにする。今日になって見てみたら、無事コピーは終了し、新ハードディスクは350GBほど使った状態になっていた。それでもあと600GB近く余裕がある。
120GBも1/3程しか使ってないし、300GBも8割がた空いている。よしよし、これで当分容量不足を心配することはないな。
HD-CL1.0TU2は縦置きしかできないところが弱点だけど、音は70cmほど離れるとまったく聞こえないし(NASであるHDL-GX500Rの音しか聞こえない)、書き込みスピードはちゃんと比べてみたわけではないけど速いようだし、なかなかいいんじゃないの?
東芝のTVとハードディスクレコーダーのシリーズ、REGZAの外付けディスクとしても使えるこの機種。我が家はDVDドライブのREGZAの2年ほど前のハイビジョン録音可能なハードディスクレコーダーが2台あるのだけど、東芝はなかなか高機能なのだけどね。BluRay対応が遅れちゃったのが致命傷だったよね。外付けハードディスクをつなげる機種で、何とか盛り返そうとがんばっていて、これはこれでいいことだけどね。ハードディスクレコーダーは、どんなに大容量でも、結局ハードディスクがいっぱいになって、整理に追われる日々になるのでね。
まぁでもこのUSBハードディスクドライブが、1万円を切って買えるってのは、ほんとにいい世の中になったよね。デフレデフレって言うけど、こういう技術の進歩による価格の低下は、その要素からはずさないと、経済政策間違えるんじゃないの?って心配してるのはぼくだけ?
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