完全に今さらながらなんだけど...
先週、久々の旧作100円セールを--あれって朝霞店だけじゃなくて全国一斉だったみたいだね--やったTSUTAYAで借りてきた数本のうちの1本、旧作ランキングトップだったけど3泊4日にしてあったためか何本か残っていた、昨年の邦画の代表作「告白」を観た。
言わずと知れた、今年の日本アカデミー賞の主要部門を、「悪人」と分け合い・・・というか、「作品賞」「監督賞」「脚本賞」を独占しちゃったんだから、作品の質としては、ダントツだったってことになった映画だ。
これが・・・すげぇ。今さらだけど、とにかくすげぇ。
まず画がきれい。日本映画で、しかも別にファンタジーとかじゃなくてリアルなストーリーで、これだけ映像が美しい映画って、たぶんなかったんじゃないかな。中島監督の前作「パコと魔法の絵本」も、映像をかなりいじった作品だったけど、ああいう極端というかおとぎ話的な画作りじゃなくて、なんつーか、とにかくクリアで、バックの作りとかから何から見事に計算されつくされていて、本当にきれいなんだよね。
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