最近はペースが落ちてきたとは言え、平均週1.5枚ほどのBDかDVDを観ており、これらを大きな声では言えないけど一応バックアップして保管しているのだけど、この管理がね、大変なんですよ。
自分で作った5段引き出しチェスト型のCD/DVDラックは、設計上1cm厚のケースで400枚近く収容できるはずなのだけど、検索性を重んじるために1cmケースに入れて、背表紙に6mmのシールラベルにタイトルを印刷して見えるようにし、っていうのを几帳面にやっていたのが、ついに面倒になってきた。
そもそも1cmケースって場所を食うので、イマイチだった映画はCD/DVDバインダーを買ってきてこれに移すと言うのを去年やって、多少はラックに余裕ができたものの、とりあえず一時保管のために5mmケースに入れたものが、整理をサボっていたらブースのデスクやスタジオのテーブルの上に山になってきちゃったので、去年その整理をしたときから気になっていた、サンワサプライが発売しているCD/DVDライブラリ200-FCD016を、ついに発注することにした。
去年限定特売していた時の値段、11,800円ポイント無しを下回る、12,800円ポイント10%というセールをやっていたってのもあってね。
サンワサプライが競合ともいえるAmazonに出品してまで叩き売っているのは、次期製品が出るか、出ないとしても相当古いアーキテクチャに則った製品になっちゃったんだろうなと、付属ソフトが、わざわざ問い合わせて確認したら、Win7の64bit版には対応してないとわかった時に思った。
このソフトは、CDLIBという名前のデータベースソフトで、USB接続によって、PCから検索、自動取り出しできるというもので、まぁでもそんなら、今はあまり活躍の場がなくなってしまったASUS EeePC S101にインストールして使えばいいやと、一昨日頼んだら、今日の3時ごろに届いた。
届かないとわかっていたUSBケーブルの長さを測り、新座のPCデポに行ってUSB延長ケーブルを買ってきてつなぎ、その山になっていたBD/DVDたちを、さっそくこのマシンに格納していく。
しかしこのCDLIBというソフト、確かに古いアーキチェクチャ感満載なんですわ、見事なまでに。なんかデザインが古臭くてWin98時代の感じだし、1024×600という、その当時には存在しなかったネットブック標準の解像度には合ってないらしく、なんとレコード登録画面の<OK>ボタンが、下に隠れちゃって押せない。
しょうがないので1024×768にディスプレイ設定を変え、メニューバーが下に隠れて見えない状態にして、下にスクロールすることでやっと押せたんだけど、こんな設計ってアリ?もう20年近く前のVB全盛時代の話ではあるけれと、ダイアログボックスとかは、800×600のノートでも使えるように、それより小さく作るってのが常識だったと思うんだけど。こんなダサい作りなんだから、せめてその時代のレギュレーションに合わせろよ。
BDやDVDを1cmケースに収めて背表紙を入れて、っていう整理を、一番最近やったのってそんな昔じゃなかった気がしていたんだけども、5mmケースに仮入れしてあったBD/DVDは、なんと30枚もあった。そのタイトルと、「アクション」「ラブストーリー」などの最低限のキーワードをこのダサダサCDLIB君に入力しては、オープンしたライブラリにディスクを収めていく。
他のデータベース形式でバックアップ取れるのはいいけど、それがmdbっていうMS-Access形式しかないってのは、これまたどうなの?Office2003以降、Accessはなんだか高いソフトになっちゃって、今やかなりマイナーな製品なのに、そんな未来は予見できなかったんだね。
まぁでも、PCの画面から検索して、取り出し操作をすると、ライブラリがそのディスクを選んでくれて、排出されるって言うのは、悪くない感覚だ。埃防御のためのフタを手動で開けなきゃいけないって言う仕様がまたダサいんだけどもね。
さてさてこの製品、次期バージョンが出るのかな?どうもどこで作ったのかわからないのだけど、アメリカか中国か、とにかく英語のマニュアルと、サンワがかなり手を抜いて作ったと思しきA4ホッチキス止めの基本操作マニュアル--マニュアルには違う型番DC-300と書いてあったりする--がついていて、いかにも怪しい。サンワさん、よっぽど仕入れちゃったのかなこれ。
でもタンデムで理論上は127台も接続できるんだそうで、1台に150枚入るから、19,000枚ものCD/DVDを管理できることになる。そこまではいらないものの、過去のディスクも突っ込もうと思ったら、売り切れないうちにもう1台くらいは買い増ししとこうかな、いや、このあまりのバッタもの感では、やめといたほうがいいかな。
まぁまぁ大人の遊び観のある迷いだ。
メインのマシンが64bitでwin7だから無理〜。うちもBRとCDに埋め尽くされています〜あわわ
投稿情報: まーこ | 2011/06/12 08:25
うーむ。まさに大人のおもちゃ。ちょっとググってみたら、2004年発売の製品みたいですね。
http://plusd.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0407/08/news085.html
ところで、
・これって省スペースになるの?
・ブックレットやアートワークは当然あきらめることになりますね。
・突然壊れて動かなくなっても手動で取り出せるのでしょうか。
投稿情報: J-BOY aka Toco-Bro | 2011/06/12 11:14
ケースに入れて保管するよりは、かなり省スペースにはなります。
もちろん裸のディスク本体しか保管できません。
ちょっと見た限り、壊れたら本体をぶっ壊すしかなさそうですね。
マニュアルには詰まったり壊れたら販売店に問い合わせろとしか書いてません。
投稿情報: Tacovo | 2011/06/12 13:24
下記の製品レビューによると、「故障時には上部の蓋を取り外して、手でタンブラー回してディスクを救出できる」そうですが…
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040729/npp73.htm
投稿情報: J-BOY aka Toco-Bro | 2011/06/12 20:44
ああ、そうなんだ。上のフタは、確かに取れそうな気がしたんですよ。
なるほどね~。貴重な情報、ありがとうございました。
投稿情報: Tacovo | 2011/06/12 22:47