やばい。11月にASUS Pad TF300Tを買ったのがこの手の機器の、7ヶ月間我慢に我慢を重ねた断食破りだったんだけど、それから12月にAVアンプONKYO TX-NR616を買い、そしてさらに今回の投資に走ってしまった。と言ってもまぁ、いずれも3万円前後、今回なんて1万円台の話なので、会社で言う資産には程遠いんだけどね、と言い訳。
というのは、今年の、別にきちっと予算立てをするわけではないんだけども、なんとなく買い替えかもね、ってもの--メインPCとかスタジオの52インチリアプロTVとか10万円以上の--の情報をつらつらとネットで集めていたらね。22インチTVの最安値が17,000円という水準であることに気づいてしまったんだよね。
3年半ほど前に、家中のTVを地デジ化した時に、ブースのデスク用のTVをSKネットという会社のSK-DTV154GLという15インチの奴に買い換えたんだけども、悪くなかったのよ、このTVも。当時3万円弱で。
でもこの22インチの最安値のやつね、横浜にあるDiONと言う会社のCANDELAというブランドなんだけどね、進化してるんですよ、これが。Spec見てみると。LEDバックライトで、解像度は1920×1080のフルハイビジョンだったり、外付けHDに番組を録画でき、チューナーは1つだけなんで裏録とかは無理なんだけど、追っかけ再生ができる。
SK-DTV154GLは、娘が、大学入学祝いと称して兄から贈られた、そのSK-DTVの前にぼくが使ってたSamsung製の15インチ4:3TV--いい製品だったんだけどいかんせん地デジチューナーが-ついてない--の代わりにすれば、いちいち地デジ受信のために外部入力をしなくていいので、使い勝手良くなるじゃん?って理屈付けをしてですね。
15インチが22インチになって、スペース的には大丈夫か検証してみると、デスクの上置きの右側に置いているキッチン用の整理棚の上を片づけ、ちょうど高い場所にありすぎて遠かった灰皿を整理棚の下に移せば、十分に置けることがわかった。整理棚の下に置くには灰皿の背がちょっと高すぎたので、こういう時は、のドンキに行ってちょうどいい感じの灰皿を買ってくる。
んで、年末年始はネットショップはどこもバーゲン系やってるじゃん?その中でA-Priceというショップが、このCANDELA AGS22RZ1を、特価16,500円+ポイント5%で売っていたので、いいや、行ったれと、注文してしまったのね。んで火曜日の夕方に配送。カミさんに、TV買ったの?いやいや安かったのよ。安いからっていちいち買ってたら・・・とブツブツ言われ、文句終了。
それと、ついでに2TBのHDDを、このAGS22RZ1用に、Amazonで発注。2TBのHDDはこないだ買ったばかりだったけど、今のPCでまだ使うのと、このTVのマニュアルがPDFで公開されていたのを見てみると、推奨HDDはBaffaloとか一部メーカーだけって書いてあったのもあってね。発注時点で在庫がなかったんだけど、早めに入荷したとかで、これも木曜日には届いた。買った時7,480円だったのが、入荷してから8,980円に値上がりしたので、これもラッキーだった。
金曜日の夜にセッティング。モニタアームに前のTVの時からつけてあった高さ調整用の穴あき鉄板で、うまいこと調度いい高さに設置できた。PC用の24インチモニタと22インチのこのTV。並んでいるとなかなか壮観だ。通常の地域設定とか、画質調整とか、HDDの登録とかを、ひと通り行う。
ちょっと普通より粒状感があるような気はするのと、通常色で見える視野角の範囲がやや狭く感じるものの、この値段なのに、液晶の品質は悪くない。本体スピーカーの音質はペショペショだけど、ぼくはミキサーにつないじゃうので関係ない。高音を抑え目、低音を強調すると、まぁそこそこの音になる。
PC入力にして、PCモニタとつなげて表示すると、前はあまりに大きさが違いすぎて「モニタ面積が広がった」という感じがなかったんだけど、この大きさだと完全に広がった感になる。これでCubaseで作業すると、たくさんの画面を自由に表示できて、かなりやりやすくなることがわかった。もっとも、これをやると今のメインPCではCPUなのかグラボなのか、どちらかの能力が足らず、ものすごく動きが重くなっちゃうんだけどね。
これは細かいことなんだけども、入力切替をするのに、SK-DTVでは<入力切替>を押して表示されるメニューから、目的のソースを上下ボタンで選んでいたのが、今度のCANDELA AGS22RZ1では、直接入力選択ボタンが押せるのが便利だ。BDレコーダーやDVDレコーダーなどの映像を観る機会が多いのでね。
HDD録画は、確かに使えるし追っかけ再生もできるのだけども、事前にマニュアルを読んでもわからなかった、録画中に外部入力の表示ができるか?については、残念ながらダメだった。となるとこれは、使う場面が限定されちゃうなぁ。地デジ録画中にBSを、あるいは逆を、はできるのにね。これはちょっとした設計上の工夫でできそうな気がするんだけどなぁ。ここがこのTVで一番残念な点だな。
まぁしかし、この投資対満足度はなかなかのものだな。娘もTVが使いやすくなったと喜んでくれたし。安くなったよねぇ。この~木なんの木の家電メーカーに勤める息子が愚痴ってたけど、確かにメーカーは辛いやねぇ。スタジオのメインのリアプロTV52インチは、当時40万以上したけど、今は60インチの液晶TVが、15万前後で買えるんだもんねぇ。
てことで、やっぱ消費税が上がるまでには、てか政府のインフレ戦略が効果を発揮しだす--といいんだけど--前には、スタジオのメインTVも買い換えようと、ほぼ決意を固めたワタクシでした。
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