なんかやばいぞ。投資熱が止まらなくなってきた。去年だいぶ我慢したからなぁ。反動かなぁ。
というわけで、4月末のウルトラブックに続いて、ここ数ヶ月価格をウォッチしてきたBDレコーダーと、あと60インチ液晶TVもこの週末に一気に発注しちゃったんだけど、後者は来週お話するとして、まずは前者のお話ね。
そもそもなんでこいつに投資する気になったかって言うと、正月にブースのデスク前TVを22インチのに買い換えたんだけど、安物のこいつが悪いのか、スタジオのアンプのHDMI2系統出力が悪いのか、スタジオとブースとの間の10mもあるケーブルが悪いのか、とにかくスタジオ側のBDレコーダーの映像が、安定して映んないんだよね。
なんでブース側でスタジオのレコーダーの映像を観る必要があるかというと、大体バラエティーとか平日のドラマとかだと、そのブース前のTVで観ながら、PC操作したりとかデスク上で作業したりするのでね。あと週末は、音楽番組とかA-Studioとか、ちゃんと観たい番組はスタジオで観るんだけど、番組中で、ここは作業しながらでいいや、ってとこになると、ブースに移動したりする。
そのためにはそうしなきゃいけないってことなんだけど、ま、以前使っていたハイビジョン映像は録画できるDVDレコーダーという過渡期の製品はブース側にもあったのね。東芝の。だけどこの手の製品ってホントに日進月歩だから、とにかくもはや使い勝手が悪いのと、こいつのHDMIアウトからそのTVにつないでも安定して映んないのと、ってのがあってね。
このHDMIという規格、デジタル時代の最新のI/Fのくせに、なんでこんなに不安定なんでしょね。早い時期から中国や東南アジアのわけのわからないメーカーが周辺機器--例えば複数系統入力の切替器--とか出していて、それらの品質の悪さがその印象を強くしたというのもあるけども、日本製のちゃんとしたメーカーの機器同士でも、なんか安定しなかったり、ちょっと距離が長いと映らなかったりする。
一定時間が経つと急に映らなくなるけど、スタジオ側のTVを同時につければそこそこ安定するとか、なんかまるでアナログ時代みたいな経験則の世界になって、しかもそれも毎回その法則が通用するわけじゃないし、ひどい時はどういじっても映んなくて、20分くらい格闘した挙句急に映ったりとか、もうやってらんないと。
んでこの状況を根本的に解決するためには、スタジオ側に新たにBDレコーダーを買って、今スタジオにあるPanasonicのレコーダーをブース側に移動すればいいんじゃん、と。両方で同じ番組を録ればどちらでも観ることができるし、途中で移動する時は頭出しがちょいと面倒だけど、まぁこのHDMIの不安定さでイライラさせられるよりは、精神衛生上かなりマシかと。
あと今、ブースでBDソフトを観るためには、去年買ったLGのBDプレーヤーを使うんだけど、そのためにはHDMIの複数出力を1つにまとめる必要があって、そうするとその不安定の元凶の1つであるセレクターをつけなきゃいけなくなるじゃん?レコーダーを移動しちゃえば、BDプレーヤーを使う必要もなくなるしね。
更に言うと、どのみち3D対応機種への乗換はしなきゃなとは思っていたので、いずれは発生する投資だというのはわかっていた、ってのもあった。これはちょっと言い訳めいてますがね。
んで狙ってたのが、このSONYのBDZ-EW500という機種。HDDは500GBだけど最近のレコーダーはみんな外付けHDDが使えるし、起動の速さとか、番組中のもくじをネット経由で取り込んでシーンごとの頭出しができたりとか、相当に進化しており、今人気No1の機種らしい。
もう4ヶ月くらいずっと価格をウォッチしてたんだけど、まぁ去年の秋発売だからまだ現役だし、人気機種だけになかなか値段が下がらない。それに最近はアベノミクスの影響か、カカクコムの値動きが、下げ一方ではなくなってきていたりして、こりゃもういつ買ってもあまり変わらんな、という状況だったのね。37,000~38,000円程度で、数年前にそのPanasonicのレコーダーを買った時に比べれば、そもそも格段に安いし。
で、今週末はカミさんが仕事で札幌に行っていて娘もほとんど出ずっぱり、ワールドカップ予選でJリーグもお休みだし、DMMから月4枚定期的に借りているBDもたまたまタイミングが合わず届かないという状況で、んじゃあこの週末にセッティングするかと、最終的には最安値よりはちょっと高かったけど、カードが使えるのと納期が短いのとで、ヤマダ電機のネットショップで発注した。
ということで昨日は、3台のレコーダーを移動して苦労してケーブルを繋ぎ替え、なぜかアンテナの分波器が調子悪くなって交換したりしながら、都合3時間くらいかけてセットアップ。
んで、そのPanaのレコーダーとブースデスク前TVをHDMIで繋いでみたら・・・なんと、やっぱ映んないじゃないか!ケーブルを変えたりいろいろやってみたけど全然ダメ。しかたないのでD端子同士をDケーブルで繋いだら、前の東芝の機種ではなぜかこれだと色が変になっちゃって使えなかったのが、この組み合わせだと綺麗に映る。ああ、よかった。
しかもスタジオのSONYのレコーダーからの映像は、ブース側で観てもPanaの時よりは安定して映るようだ。まだあまりやってみたわけじゃないけど、上で書いたみたいなどうあがいても映らなくなるという状況は起きていない。うーん、これはPanaのレコーダーのHDMI信号に問題があったってことか?
だけどわずか3年ほどの間に、レコーダーも進化してるよねほんと。Net上のいろんなコンテンツが観れるとかっていうのはぼくにとってはあまり優先度は高くないのだけど、細かいことだけど、録画中の追っかけ再生でも、CM飛ばしで次チャプターボタンが使えるとか、BD再生中に録画なんて普通にできるとか。
Panaの機種も対応してはいたんだけど、DLNAサーバ機能ってのを持ってて、LAN経由で録画したコンテンツをPC上で観ることもできる。ただ、著作権保護対応のプレーヤーソフトが必要で、これが安くても5,000円程度するし、追っかけ再生はできないので、無料のお試し版で使えることはわかったけど、これはまぁ見送りかな。
てことでなかなか嬉しい視聴環境が整って参りました。そんなバタバタした中、この週末はさらに、冒頭に書いたとおり大泉学園のヤマダ電機で大画面TVも発注してしまい、そのためにいくつかの対応を行ったのだけど、来週の土曜日には届くはずなので、来週またレポートしたいと思いますです。
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