1日遅れになっちまいました。昨日は10時半ごろ帰ってきたから、そんなに遅かったわけじゃないんだけどね。
ライブの後の打ち上げ、さらに2次会に参加してもこんなもんだからね。昼間からライブをやると、なかなか健全な(?)時間の使い方になってよい。今回の対バン「Gang Booze」は、学生時代のサークル「音感」の我々世代の番長ミチヲさんが、ギターとピアノとボーカル男女2名と言う構成で組んだアコースティックバンドなんだけど、そもそもBoozeってのが大酒飲みって意味だから、半分は打ち上げで飲んだくれるためにやってるようなものなので、そういうタイムスケジュールになるのもむべなるかな、ってところだ。
先週書いた荷物の運搬は、金曜日にカミさんに、かなり下手に出て、来てくれないのぉ、って聞いてみたんだけど、行くんなら交換条件だな、何がいいかなぁとか考えだしたので、すごすごと退散し、電車で行くことにした。
でも土曜日の直前リハで、車で来ていたボーカルWが、ウィンドベルを持ち帰って持って来てくれることになったので、これで長尺ものがなくなり、いつも「健康」のリハの時に使う中型のハードケースのキャリーバッグで行けることになった。Wありがとね。天気が悪そうだったので、布製のスキーバッグはやだなと思ってたのよね。
前に使ってたのが、重さに耐えかねキャスターが摩耗してしまったので、去年買い替えた真っ赤なキャリーバッグに、アタッチメントやタンバリン、ミニチャイナシンバル、着替えなんかを詰め、こないだ買ったリュック型のソフトケースにスネアを入れて担ぎ、9時51分の電車で出かける。
こないだのダイヤ改正で副都心線直通の急行が朝霞駅に停まらなくなっちまったんだけど、和光市で急行に乗換え、渋谷でいいタイミングで来る田園都市線急行に乗換え、10時40分ちょっとには二子玉に着いた。車で来るより、時間的にはたぶんかなり早い。
今回のハコ、「東京音実劇場」は、ぼくも昨日初めて行ったんだけど、ビルの地下2Fにあり、会場は大体小学校の教室くらいの広さで、キャパはテーブルなしで椅子をずらっと並べて50名ほど、入口のカウンターで缶の飲み物を買って持ち込んでもらう形式になっている。ステージも要するにその教室の左右一杯に教壇を取る形で、奥行きもせいぜい4~5mくらいのものなので、ドラムセットとキーボードが置いてあるとそうそう広くはない。
着いたら早速ドラムのセッティングだ。2バンドでそんなに楽器も多くないとはいえ、11時入りで12:30開場だと、なかなか忙しい。セッティング的なことが必要なのはほぼぼくだけだけど、それからの逆リハは、1バンドギリギリ15分くらいだ。でもまだ録音した音はちゃんとは聴いてないけど、このハコのPAさんたちは、なかなか頑張ってくれていた気がする。観に来ていた何人かの皆さまに、音のバランスがよかったと言われた。
13時から始まった我々「d2p8」のステージは、まずWelcomeビデオから始まった。40分の持ち時間が、今回やった7曲だけでは埋まらないと、このビデオを始め途中に「GU」のCMをバンドメンバーで演じたパロディビデオや、エンディングにはNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」に模したビデオを、バンマスMが、学生時代掛け持ちしていた映画研究会の経験を生かし、さらにみのりんの高校の時の同級生で、この手のことに抜群のセンスを発揮するSに手伝ってもらい、撮影編集したものだ。
オイラも渋谷の街中で金髪のヅラを被らされ、ベースを持たされ、女子3人の「Playback PartⅡ」に「おおっ?」と目をむく演技とか、なんだかいろいろやらされた。この「GU」のパロディはなかなか出色の出来で、お客さんにも受けて頂けてよかったよかった。
今回のセットリストは、Taylor Swift「We Are Never Ever Getting Back Together」、Superfly「黒い雫」、ユーミンの「No Side」、JUJU「What You Want」などの新旧取り混ぜた有名な曲中心で、これも受けがよかったし、ミチヲさんにもほめて頂けたようだ。
肝心の演奏の方は、なにせまぁ、MにしてもWにしても、Mの妹であるキーボードNもギターのヤスさんも、そもそもバンドをやるのがウン十年ぶりだったり、「音感」の年1度のOBライブ「Home Coming Day」や、学生時代にも「音感」がライブ用に確保した教室でしか演奏したことがなく、今回はほとんどの来場者がお知り合いだったとはいえ、一応"公の場"でやるのはこれが初めてだったってこともあって、みんな緊張してたなぁ。
リハの時はできてたはずのフレーズを間違えたり、歌詞が一部デタラメだったり、いろいろあったけども、まぁ細かいことを除けば全体には、がんばった甲斐があったんじゃないの?終わってからWに、今日は何点だった?ってしつこく訊かれたけど、まぁ70点から75点は行くんじゃン?って言ったら、すっげー喜んでました。でも75点で満足してちゃだめよン。
上から目線、恐縮ですが、ぼく自身も実はけっこう細かいとこで間違えてました。ま、リズム隊はリズムがキープできてることが第一義ですからね。細かいことは気にしない気にしない。みのりんにはスネアの音がよかったってほめてもらったから、ぼくもそれで満足です。今週末にいじってみる予定の、録音音源とかビデオを聴いたり観たりしたら、またあっちこっち後悔するんでしょうけどね。
それから「Gang Booze」の演奏があり、最後のアンコールの、最近Exile ATSUSHI--余計な話だけどExileの人ってなんで単独でも必ずExileつけるんだろうね。なんか"カンニング竹山"みたいで笑っちゃうんだけど--とのコラボでまたリバイバルしているAiの「Story」には、我々「d2p8」もコーラスとして参加し、ライブは終了。このコーラスも、前日にミチヲさんと「Gang Booze」のキーボード担当マキゾエにわざわざ来てもらってリハやったのに、個人的には結構音が取れなくて間違っちまいました。スミマセン。
てことでそれから撤収して、打ち上げにも、来ていただいたお客さんの7割くらいが参加するという、まぁなんつーか、バンド演奏付の同窓会みたいなもんですな。それもまた良し。ぼくは2次会では結構酔っぱらって、まだ8時台だっつーのに何度か寝落ちしてしまっておりました。
今年の10月にも行われる予定の「Home Coming Day」にも、このバンドで出たら?と言って頂いた先輩もいらっしゃったようで、いやいや、やるんだったら全然、お手伝いさせて頂きますよ。
考えてみればぼく自身、上記のとおりお客様はほとんど知った顔だったとはいえ、「健康」以外で、外のライブハウスでやるライブも、ずいぶん久しぶり--多分前の会社リクルート時代に社内バンドでやった、約20年前以来--で、なかなか楽しい刺激になりました。
ちなみに今回のセットリストで唯一やったオリジナルは、その社内バンド「わくわくRhythmパラダイス」でぼくが曲を書き、ボーカルKが二子玉にちなんだ歌詞を書いた曲。深夜にFBのメッセでKに演奏の許可をお願いしたら、彼女は多分かなり酔っぱらっていて、半分何言ってんだかわかんないやり取りになったけど、一応了解はもらえたってことで。
その代り誰か、奥さまと死別ではなく、かつお子さんとの同居が不要な男を紹介しろ、って言われたので、一応この場でも広報しておきますね。フラダンス好き、結婚経験なしでぼくより1歳下、ライブのMCでも募集したのに残念ながら誰も応募はなかったけども、まぁまぁ見た目はそこそこだと思いまっせ。興味のある方は言って頂ければ写真送りますのでね(それも許可取得済み)。
てことで話がそれましたが、お越しいただいた皆さま、「Gang Booze」の皆さま、そしてバンドメンバーのみんな、楽しかったです。ホントにありがとうございました。
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