今週は興味のない方には面白くもなんともない機器系の話です。すんまそん。
まず1つ目はHDMI分配器。最近の黒物家電では完全に標準のインタフェースになったHDMI。BDレコーダー新機種は、もう最後のSharpもそうなっちゃったので、HDMI Out端子しかついておらず、ぼくのようなアナログMixerで音声をMIXして出力しているユーザーには困った状況になってるんだけど--詳しくは約半年前のコチラの記事参照--、この1系統のHDMI出力で、複数のモニターに映像を出そうとすると、HDMI分配器って奴が必要になる。
このHDMI分配器、ずいぶん昔から各種販売されてはいるんだけど、過去いくつか買った中国製のHDMIの分配器や切替器は、いずれもあまりまともに動作せず、分配先の両方のモニターをオンにしないと映らないとか、映っても時々映像が途切れるとか、なんか中国メーカー隆盛のこの時代、こうした最新機器の品質が保証されなくなると言う、かつてなかった事態に直面させられる代表のようなアイテムだったのね。なので上記の記事の通り、やむを得ずHDMI以外の出力端子が備わった最後のBDレコーダーと思われるSharpのBD-T1700ってのを、予防投資として買ったりしたんだけどね。
んで、今週全く関係なくFBを見ていたら、AmazonタイムセールのバナーにHDMI分配器が表示されていてね。ついクリックしてみたら、これがなかなかよさそうで。口コミ平均4.6点と高く、とても安定して動作すると言う。へー、そーなんだ。約4,500円が900円ほど安くなってるし、久々に試してみる価値あるかな、ってなってね。
これを使うとしたら--って完全に本末転倒の目的探しをして--電子ドラムV-Drumsの右脇に設置しているモニターのHDMI端子が空いているから、こいつにケーブルを繋いでここにTV画面を映すことができたら、これからの季節、スポーツ観ながら練習できていいじゃん、ってことで、こいつをポチった。
ついでにHDMIケーブルもある程度長さが必要なので発注し、今日届いて繋いでみたらですね。
おおー、これは安定してるわ。片方だけ映してもきれいに写るし、映像が途切れたりもしない。TENDAKっていう、やっぱり中国のメーカーの製品で、特に型番があるわけではなく、「HDMI分配器/スプリッター+オーディオ分離器」って表示なんだけど、確かこのTENDAKっていうメーカー、以前からこの手の機器を出していて、過去にはまともに使えなかったものもあったような記憶がある。やっぱ進化してんだね。
しかもこの機械、HDMI2ポートの出力の他に、アナログ音声Out端子がついている。てことは、上記記事で苦労していた、アナログMixerへの出力も、これがあればできちゃうので、HDMI OutしかないBDレコーダーでもOKってことになるじゃん。いやいや、これはぼくにとっては超画期的!まだ音声Outがちゃんと使えるかは試してないんだけど、HDMI Outがこんだけ安定してれば、たぶん問題ないでしょう。
って発注しちゃってから、細かいことは省略するけど、3mのケーブルだとBD-T1700の出力映像は映せず、今はサブ的に使っているPanaのBW680っていうレコーダーからの映像しか映せないじゃん、って気づいてですね。追加で今度は7mのケーブルを発注したりした。そんなに高いもんじゃないからいいけど、本末転倒で衝動的に買ってみたとはいえ、事前にもうちょっとよく考えなさい、ってことだね。
さて、2つ目はBluetoothイヤフォンだ。これは過去いくつか買っていて、このブログにも書いてるんだけど、今ランニングの時とかに使っているmpowというメーカーの、Swift Bluetooth 4.0ってのが、後継機種が出たにもかかわらず今も割合売れ筋だと言う、SoundPEATSというメーカーのQY7っていう機種のOEMらしいんだけど、一昨年の6月に買ったこれも、特に致命的な問題はなく使えている。
今回はこれまたきっかけとしてはやや本末転倒気味。会社の行き帰りではあまり音楽は聴かないのだけど、一応イヤフォンは持ち歩いていて、1つは有線でローラーに巻き取って収納するタイプ、もう1つがBluetoothのLogitecのLBT-AVHPC30WHって奴で、こいつはすごく小さくて軽く、カバンに入れママでも邪魔にならい上にとても安価で、音質的にはイマイチなのとやや途切れやすい欠点はあれ、使えないものではなかったのね。
んでこいつをいつも入れているポーチを、昨日の「健康」のリハに行くのに荷物が多いからバックパックに詰め替えていたら、そのポーチの中にこのLBT-AVHPC30WHが入ってないじゃん、って気づいてですね。20分ほど、どこだー、って探しても見つからなくて、んじゃいいか、買うか、と。
なので目的としては小さくて軽くて、が優先だったんだけど、調べてみると今Bluetoothイヤフォンは、ほとんどがスポーツしながらを目的に作られているらしく、どっちかって言うとSwift Bluetooth 4.0の代替機になりそうなのが多い。その中で一番売れ筋のSoundPEATSの最新機、Q12ってのが、小さいうえに耳にフィットするアダプタがついていて防水で、っていう、両方の代替になるようなもので、値段も2,435円と大変お手軽だ。
んじゃまこいつも買ってみますかとポチって、HDMI分配器と一緒に届いたので、早速充電して、今日走るときに使ってみた。
いやいやこれもなかなかだね。Swift Bluetooth 4.0(QY7・写真の黄緑色の方)で不満だった、左右のユニットを繋ぐケーブルがきしめん状の平たいタイプなんだけど、これが走ってると体に当たって、結構ノイズが耳に響いてきていたのが、Q12では同じきしめん状ではあるものの、より細くて柔らかくなったので、ノイズはほぼない。
あと、コントローラーを外部--ケーブルの途中--に出した分、ユニットが小さくなって、重さを測ってみるとそれほど軽くはなっていないものの、実際に走ってみると、Q12の方が耳から落ちにくい。Swift Bluetooth 4.0では耳の穴の中や耳たぶに汗がつくと、すべって抜け落ちてしまうことがあったんだけど、Q12ではかなり汗をかいても、落ちると言うことはない。右ユニットから10cmほどのところについているコントローラーも多少重さがあるので、走ってると邪魔になるかと心配してたんだけど、これもそうでもない。
逆に弱点は、Q12の方がちょっと通信が切れやすい感じがした、ってとこかな。まぁでもランニングの後半ではほとんど切れなかったので、もう何回か試してみないとわかんないけどね。
さてこうなると、普段持ち歩く用をSwift Bluetooth 4.0にするのか、ってのが問題だ。やってみたらかなり無理やりだけど、そのポーチには一応収まったので、持ち歩けなくはないけど、この無理やりさだとちょっと傷みやすいかな。
てことで2つの機器が、どっちもなかなか技術の進歩を感じられて、嬉しかった、ってお話でした。
さてさて、昨日新曲2曲のリハをやった「健康」、演奏的にはどっちもできそうな見通しは立った。
でもさ、音源も早めにアップして、譜面もアップして--しかも1回目はコメントの中で上げちゃったので、気づかないかもってことで新たにスレ立てて2回も--、ってマキゾエの曲に較べればはるかに懇切丁寧親切無比に対応してるのに、そもそもマキゾエなんか譜面をアップしてるってことに気づいてすらいないし、ブーランは超簡単な2小節のパターンだけにしてるのに、速すぎて弾けないとか文句言うし、もう困ったボケ&ガンコオヤジどもなんですよ。
ぼくの曲の歌詞は、ぼくが出したアイデアを、ブーランにFBコメント1行で2回却下され、今度はブーランが書き換えてきたんだけど、これに本人の望み通り、忌憚のかけらもない意見を言わせてもらっている最中で、もうちょっとかかりそうなんだけどね。難しいんですよ。「健康」の歌詞は。
てことで、超苦心してるこれら新曲、3/26日12:30開演(「健康」は13:20の予定)、新中野「弁天」に、ぜひ聴きに来て下さいね。
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