春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、少し明りて...って昔古文で習ったよね。「枕草子」の冒頭ね。清少納言は、四季折々によさがあるよって言っていて、よく季節で言うといつが好き?って問いがあるけども、ぼくもそれぞれの季節がそれぞれに好きな清少納言派だ。温帯に生まれてよかった、と思う。
四季それぞれと言っても、好きな時期ってもんがある。当時は旧暦だったから、毎年3月と言っても、季節感が同じでなかったはずで、そう考えると太陽暦の現代は、3月なら3月で毎年同じだから、春だったら何月が好き?という問いが成立する。これはこれで古代にはなかった価値観なんだろうなと思うと、これまた歴史というものの魅力に身が震える思いがする。
好きな月っていつだろうと考えると、2月、5月、8月、そして自分の生まれた11月だな。
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