この週末、2004年に発売された2枚組みのオムニバスアルバム、「the Piano Songs」をずっとBGMにしていた。Vanessa Carltonという人の「A Thousand Miles」という曲を使い、この手のアルバムとしては珍しく、当時けっこう金を使ってプロモーションをしていた一品だけど、買ってしばらく何度か聴いた後、ラックに立てたままになっていた。
これがしかし、Elton JohnとかChicagoとかChristopher CrossとかHall&Oatesとか、80年代に青春時代を過ごした我々世代には、けっこう泣ける曲が多いのですよ。どの曲にも美しい、あるいは印象的なピアノのリフが入っていて、そういうコンセプトでアルバムを、しかもユニバーサルとワーナーがレーベルを越えて作るというのは、なかなかすばらしい。この手のベスト物を買うことはめったにないぼくが、これを買う気になったってのが--上から目線で申し訳ないけれども--その証拠だ。
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